つちねこ@Country Life

 
 

坂の上の雲

  1. 23:50:43
苫小牧の海もあと僅か… その3
Contax AX / Makro-Planar 60/2.8 / Ferrania Solaris 200 / CN-16L

昨日は、毎月恒例のTONEライブでした♪

喰った呑んだの挙句に、帰り道で悲惨な目にあったりで、
色々山盛りの時間を過ごしたんですが…
まだ、写真が現像できてない… (ll∀)ァハハ-

…フィルムカメラフェチの泣き所だなぁ…

というワケで、そちらは次の記事くらいでアップいたします♪

苫小牧の海もあと僅か… その4
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最近、日曜日のお楽しみが…
NHKの特別大河の『坂の上の雲』だったりします〜 ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ

小さい頃から歴史オタだったこともあって、
歴史小説は、とても大好きなジャンルです♪
たぶん、一番最初に読んだ『小説』が『三国志演義(子供向け)』だったかと…。

…で、たぶん、二番目が『古典落語全集』だと思ぅ… ( ̄∇ ̄;)

どんな小学生だよwww

そういうオトコノコとしては『真っ当な道』を歩み続け…
高校生のころに、司馬遼太郎の小説に出会いました。

それから10年近くの間、つちねこのfavorite novelistでした〜 (´ー`)

苫小牧の海もあと僅か… その1
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『坂の上の雲』を読み始めたのは、たぶん大学一年のころだったと思います。

…嵌りましたね、マジメに ( ̄ー ̄)ニヤリ

当時は、まだ『物語』ではなく『歴史叙述』として読んでたこともあって、
それだけに、その緻密な物語性に熱中しました。

こんなに熱い時代が、熱いヒトたちが『いた』のか

…ってヤツですね〜 ( ̄∇ ̄;)
『物語』なんだ、って思えるようになったのは、ワリと時間が経ってから…。

苫小牧の海もあと僅か… その2
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ここ10年くらいの間、司馬遼太郎はほとんど読んでませんでした。
…読んでても、『落ちてこない』感じが否めなかったんですよね。
買い集めた文庫も、ほとんど処分してしまって…。

それでも残ったのが、『燃えよ剣』『竜馬がゆく』『箱根の坂』…
そして『坂の上の雲』でした。

たぶん、『坂の上の雲』は、読まなくなったとしても、処分できないでしょうね〜。

それだけ、いろんな意味で思い入れのある作品…で、あります。

苫小牧の海もあと僅か… その5
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この作品の中で、司馬さんは『オプティミズム』ということを何度も語ります。

ろくな産業を持たない貧乏所帯である日本が、
それでも、慄然と感じる時代背景の危機意識の中で、
喰うものも喰わずに、『国家』を作り上げていく。

一方で、突如として開けた『能力主義』の時代。
家柄や資産、そういったものに足を取られること無く、
ただ『能力』さえあれば、身に付ければ、ナンにでもなれる。
そういう時代に生きる『青春』たちの、限りない明るさ。

ただただ、『先の明るさ』を見つめることの出来た大学生には、
そうしたオプティミズムは、とても眩しく映りました♪ (´ー`)


今は、さすがにそういう楽観主義はとれませんけど。
…それゆえ、一時期、司馬遼太郎から離れてたのかもしれないですね。

…ただ…
オプティミズムの見せる眩しさと、その裏の影とを、
ともに見て、飲み込む『覚悟』をした上で、『敢えてオプティミズムで身を鎧う』、
その必要性もあるのかな…、最近はそんな風に思ったりもするんデス♪


…まだ、よく分かってないんですけどね (ll∀)ァハハ-

苫小牧の海もあと僅か… その6
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最近のNHKの大河と言えば、歴史オタとしてのつちねこからすると、

時代考証無視 …て言うか、もはや歴史モノとはいえねぇ…
ストーリーもなんてゆーか… 『ぬるいファミリードラマ』?
…おまけに、最近はあからさまなプロパガンダが感じられるよーな…


今年の『天地人』も全部見るのが辛くて辛くて
…結局、毎回、早送りで見てたんだよなぁ… ( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ
そこまでしても、なお見てる僕も僕ですけど、それで分かっちゃうストーリーも… (´・ω・`)

それだけに、今回の『坂の上の雲』は、マヂでビクビクしてました… ガク((( ;゚Д゚)))ブル

…でも、今日の放映で2回目ですが…
今のところは、なかなかにいい感じだと、つちねこは思ってます♪ (´ー`)

正直、時代考証がぶっ飛んだトコロを含めて、残念なコトは色々あったりします。

…でも…
たぶん、原作に感じたイメージである『時代としての青春』が、
ここまでのところ、皮膚感覚として伝わってくるような、そんな気がするんです♪

あと、キャスティングも、かなーり好みだしね〜 (* ̄m ̄)

…とりあえず、年内は日曜日が楽しみなんデス♪


Bump of Chicken "Stage of the Ground"

飛べない君は 歩いていこう
絶望と出会えたら 手をつなごう
哀しい夜を越えて 笑おうとするなら
唄ってやるよ ルララ



すれ違う 誰かが 落としていった
涙を数える その度に
「優しくなりたい」と願う
君は 誰よりも
優しい人 ルララ



あの月も あの星も
全て君の為の 舞台照明
叫んでやれ 絞った声で
そこに君が居るって事

迷った日も 間違った日も
ライトは君を照らしていたんだ
君が立つ 地面は ホラ
365日いつだって

Stage of the ground


Bumpが『響いて』くるのは、
『消せない絶望』と『誰かの許しを必要としない覚悟』と、その上での『優しさ』
があるからかな、とか思ったりします〜♪

 
 
 
 

恋文の技術

  1. 23:33:49
『写真ブログ』だったり、『グチブログ』だったり、『ふんどしブログ』だったり…
節操のない、つちねこブログでゴザイマスが〜 ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ

また、一冊、紹介させていただきマス♪

"恋文の技術" 森見登美彦著



…また、モリミーですけど…なにか? ( ̄‐ ̄*)うぃ?

【閑話休題】

To: hirokunさん
『海辺のカフカ』、文庫版上巻半分くらいで、玉砕しマシタ。
(高知の森から帰ってくるアタリ。)
ハルキ氏の文章は、つちねこに辛くあたりマス… 。゚(●'ω'o)゚。うるうる

【閑話休題終了】


またまた、野暮で阿呆な男子学生のラブストーリーとなる本書…。
全ての物語は、綴られる『手紙』によって進められマス。

京都の大学でクラゲの研究に携わる大学院生の主人公は、
『甘えた性根を叩きなおす』という、担当教授の『愛のムチ』によって、
能登半島の海辺にある辺鄙な研究所に、半年と少し、飛ばされマス。

ヒト恋しさと、研究所でのストレスフルな生活への慰めとして、
彼は、京都に残した知人達との『文通』を始めマス。
曰く、『文通武者修行』。

ゆくゆくは、いかなる女性も手紙一本で篭絡できる技術を身につけ、
世界を征服する。みんなも幸せ、俺も幸せとなる。文通万歳。


…どーしようもない阿呆ですなぁ… ヾ(-ω-;) ォィォィ...

手始めに、親友(やはり野暮で阿呆)の『恋の相談』に乗ってやり、
家庭教師を担当した少年が、新しい『先生』に抱く淡い恋心を聞いてやり、
ゼミを支配する女性先輩と、『いたずら』の火花を散らし…。

物語は進み、1つ1つのエピソードが、パズルのピースのように、まとまってきます。
そして現れる、…気付かされる、彼自身の『』。
煩悶の末に、彼が辿りついた『大団円』とは…。

と、お堅い感じで概述しましたが、この作家さんのこと。
当然、ウィットと阿呆とパロディが充満しておりマス。

吉田神社に願をかけるのはいいが、『成就するまでパンツを脱がない』
とは、どういうつもりだ。

おまえ(妹)はめちゃくちゃ頭が切れるくせに、どうもだらしないところがある。
『高等遊民になりてえ』とか言っていたらダメである。

ともあれ、ご友人の『失った人生はプライスレス』とは、うまい言葉です。
値をつけるほどの価値もない、ということですか。間違ってますか。

理性的な立派な男たるもの、おっぱいの一つや二つ、鼻で笑う度量があるものだ。
俺を見てみろ。デキる男というものは、おっぱいが電柱のわきに転がっていても
見向きもしない。あくまで前を向いて歩いていく。

おっぱいは世界に光をもたらす。光あれ。


…この本で何度、『おっぱい』という単語を見たことか… ( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ

こんな阿呆な展開を見せる中で、ホロッとくる一文を見せてくれるのが、
森見氏の真骨頂だと思いマス。

そうして、風船に結ばれて空に浮かぶ手紙こそ、究極の手紙だと思うようになりました。
伝えなければいけない用件なんか何も書いてない。
ただなんとなく、相手とつながりたがってる言葉だけが、ポツンと空に浮かんでる。
この世で一番美しい手紙というものは、そういうものではなかろうかと考えたのです。
だから、我々はもっとどうでもいい、なんでもない手紙をたくさん書くべきである。


つちねこは、ここ2週間ほど、健康を害してたこともあって、
色々と行き詰った感じがありました。

仕事場での『自分』ってナニか
就活で求められる『自分』ってナニか
『自分』らしい写真ってナニか
『つちねこ』のブログって、ナンなのか

仕事・就活のグダグダは言うまでもなく ヒドイ…(ll∀)
最近撮った写真も、ピンと来なくてイライラして (( ̄ ^  ̄ o)
考えるほど、『自分』という枠の泥沼に入り込むような il|li(;=ω=;)il|li
それでいて、状況を打開する体力は、病気で奪われてるし (熱′д`lll)ダルィ....

そんなトキに出会った
ただなんとなく、相手とつながりたがってる言葉だけが、ポツンと空に浮かんでる

…ナンか、『それでいいんだな』、って思いマシタ。
色んなイミで、救われマシタ♪ (´ー`)


以前ご紹介した"夜は短し歩けよ乙女"で、初めて読んでから、
この本で4冊目のモリミーになりマス。
他の2冊は、初期の作品となる『太陽の塔』と『四畳半神話大系』。
本書と『夜は…』は、ワリと最近の著作になりマス。

どの作品も、ファンタジーとウィットの阿呆の嵐の中に、
ほのかな『救い』のようなものを見せてくれるトコロは共通してると思いマス。
ですが、初期の作品は比較的『ドギツイ』作風なのに対して、
最近の作品は、より『ゆるい』作風に変わってきたように思いマス。
コントラストの強いモノクローム』と『淡く暖かい色彩のカラー』を思い出しマス。

いずれにしても、『阿呆で切なくて優しいモリミーワールド』です♪
初期の作品に馴染めなかった方にも、ゼヒ読んでいただきたい一冊デス!

 
 
 
 

『大きな木』

  1. 22:21:08
大きな木


さてさて、5月5日の記事…”Farmer's Market" & オフ会だっ♪" にて、
ブログのお友達の、ナンさんちょにあさんとお会いしたことを報告いたしましたが〜。

そのトキに、ナンさんからプレゼントを頂きマシタ♪ ((嬉´∀`嬉))ポョョン♪
それがコチラの『大きな木』デス♪

ナンさんのブログ("Komorebi House")へ行っていただくとお分かりになると思いマスが、
絵本をとってもとっても愛してらっしゃる方デス。
そんなナンさんが、つちねこにチョイスしてくださったのが、こちらの『大きな木』。

ナンさんを差し置いて、つちねこがご紹介するのも、恐れ多いのデスが… (゚ー゚;Aアセアセ

オトコノコと、彼を見守る、一本のりんごの木の物語デス。
オトコノコりんごの木が大好きで、りんごの木もオトコノコが大好き。
二人は、いつも、いつでも一緒にいました。

…でも、オトコノコは成長するにつれて、少しずつ、りんごの木から離れていってしまいマス。

成長したオトコノコが再びりんごの木の前に現れるトキ、りんごの木はとても喜びマス。
そして、オトコノコの役に立とうと、文字通り、身を削って、たくさんのモノを与えマス。
そんなコトが、何度も繰り返されて…。

そして月日が流れ、ナニもかも失くしたりんごの木の前に、再びオトコノコが現れマス。
年を取り、疲れ果てたオトコノコに、りんごの木は…。

きは それで うれしかった

原題は"The Giving Tree"。
まさに、ナニもかもを『与える存在』としての『』が、淡々と描かれマス。
著者であるShel Silversteinは、その情景を淡々と描くのみ。
そこには、明確なメッセージは残してくれません。
でも、それだけに、たくさんの『思い』が、アタマの中に渦巻きマス

正直なところ、つちねこは、今の時点の『思い』すら、ナニかのカタチを取ることが出来ません。
無償の愛』には、確かに感動を覚えマス。
でも、それと共に、あらゆるモノを『毟り取られてゆく』りんごの木の姿には、
どうしても、フクザツな思いを禁じえマセン。
それだけ、物語の『過程』は、過酷なものに思えるんデス。
確かに、物語の最後には、りんごの木は『ある境地』に達したように思えマス。
…でも、それすらも… (。-`ω-)

きは それで うれしかった…
だけど それは ほんとかな。


それでも、『無償の愛』とは、『与えるというコト』とは、
そんな思いを突き抜けたトコロに、あるのかも知れません。
このヒトのためになるなら、全てを投げ出すコトが、そのまま幸せ…』、と、
確かに思ったトキも、ありました、ソレは、ウソではなかったハズ

あるいは、『』という立場になれば、また違った見方ができるのでしょう。
読むヒトの立場・時代・環境と共に、たくさんの『思い』を織り成す物語…。

与えるというコト』、『無償の愛』とは、ナンなのか。
ステレオタイプに『素晴らしいコト』とは決して言えないナニかを感じマス。
そして、それでも、そんな思いを突き抜けたトコロにあるナニかも、
また予感させてくれる物語だと思いマス。

ココロの状態の変化が激しいつちねこデスが、
それだけに、折々に読んでみて、物語が投げかけてくれる事々をかみ締めてみたい。
そんな風に思う、つちねこデシタ♪

ナンさん
ステキな物語を、ありがとうゴザイマシタ♪
+。:.゚ヽ(*´∀')ノ゚.:。+゚ァリガトゥ


 
 
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